作業前の状況です。カッティングシートでガラス部分を目張りしています |
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通常ならピラーを残して完全にルーフ部分をカット、新品ルーフへ交換
と言った内容の単なる交換となりますが、剛性確保の為、
グラストップ故にノーマルルーフには無い、元から存在する補強部位は残した状態で
ノーマルルーフを取り付ける事としました。
こうする事で、
ノーマルルーフ車両、グラストップ車両の両者の骨格構造の良い所取りが出来る為
剛性面で非常に高い効果を得られます。
重量的にはノーマルルーフの車両よりも少し重い状態となりますが、
作業前のグラストップよりは遥かに軽く、
トータル的な走行性能は向上する方向での作業内容となります
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ルーフ交換にあたり、グラストップ・フロントガラス・リヤハッチ・を取り外した状態です。 |
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本来なら、ルーフパネルに新品パネルを使用し、交換作業を行ったほうが
作業的には楽なのですが、補給部品は生産停止されており
オーナー様持込の中古ルーフパネルを再生使用致しました。
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中古の為、塗装劣化が激しい・・・ |
スポット溶接を外し、パネルのみに |
仮組みしてみた所です。 |
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剥離剤で旧塗膜を除去します |
さらにサンディングで完全に除去 |
防錆処理後、サフェーサーを塗装 |
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中古パネルの為、溶接後、下処理を経て塗装と言う訳にはいきません。
まずは使える状態にする為にスポット溶接を外し、必要なルーフパネルのみの状態にした後
旧塗膜離、防錆処理、最低限の下地調整を行ないます。
さらに、ルーフパネルは薄い一枚物の鋼板である為、中古部品には微細な歪みが多く
組み付け(溶接)後、面出し修正を行なわなくてはなりません。
ルーフの補修は、視線とパネルの面が平行に走る部分である為
歪みが最も目立つ部位となります。
CR-Xは屋根の面積が小さい為、比較的楽な車両ではありますが
それでも神経を使い、より正確に綺麗な面を出していきます。
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処理後のパネルを再度仮組み |
スポット溶接で接合します |
パネルの微細な歪みを修正 |
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塗装作業に入りました |
塗り肌は良好。歪みは当然無し! |
ルーフモールも塗装しました |
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車両の完成です。ルーフの接写を忘れていました・・・ |
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