POLO 6N ドアスムージング・エアロミラー加工

過去にVW POLO BadFace加工で紹介した、バッドフェイス化された6N POLOです。
今回は更なる加工を施す為に再入庫致しました。

主な作業内容としては
左右リヤドア・ドアノブスムージング、エアロミラー加工取り付け、リヤバンパーダクト加工
上記3点となります。
バッドフェイス化の加工作業と比較すると、今回は簡単そうに見えますが
各所の機構、機能を殺さない様に加工作業を施していった為
前回の作業よりも非常に困難な作業となりました。

作業前の状況です。

まずは、リヤバンパーダクトの製作から
ダクトの形を整えて、バンパーをサクッとカットしたまでは良かったのですが
切り口真正面に極太のリヤリインフォースメント(衝撃吸収用の梁)が!
最近の国産車の場合、コストダウンの影響か、大抵は取り付けられていません。
さすがはドイツ車、安全設計は抜群!
などと感心している場合ではなく、これではダクトの奥行きが作れない・・・
リインフォースメントを取り外すか加工移設も考えましたが、オーナー様との協議の結果
安全性を最優先し、リインフォースメントはそのままの状態でダクトの奥行きを作る方向で作業を進めました。
カットラインの位置決め ダクト形状の整形 補強装飾を兼ね奥行き5oを製作

エアロミラー加工
本来なら、既製品のエアロミラーを塗装し、ポン付けすれば出来上がりなのですが、
前回のVW POLO BadFace加工でも触れている通り、
タマ数(生産数)の少ない6N2、専用のボディーパーツが極端に少な過ぎます・・・

様々なメーカーや販売店に問い合わせ、
商品探しだけで約半年〜1年近くも費やされたオーナー様の努力の甲斐もなく
適合商品は見つからず・・・
結局GOLF4用ハーガス製エアロミラーを加工し、取り付ける事とします。
勿論、電動の角度調節機能も活かし、見た目と機能を両立させた作業です。
やはり全然合わない(笑) さて、この隙をどうしたものか・・・ どうよ、バッチリ決まりました!

リヤドア・ドアノブスムージング
外側のスムージング作業は特に目新しい作業でも何でもありません。
問題は開閉機構です・・・

電動アクチュエーターを使用し、ポップアップさせる事が簡単で手っ取り早いのですが
故障率の高さ等の問題から、敢えて手動式の機構をワンオフしました!
ドアオープナーは外側からは見えない部分に移設。
理由は後ほどご説明いたしますが、敢えて写真は掲載いたしておりません。
アウタハンドルを取り外した状態 形状に合わせて鉄板をカット カットした鉄板を溶接します
成型を経て下処理段階です。 助手席フロントドア鍵穴もすっきりとスムージング! (単なる前後入替ですが・・)

塗装作業です。
ミラーは全体をボディーと同色にした場合や、純正の様に艶消しの黒では
どこにでもあるエアロミラーの取り付け方法と変わりが無く、面白味に欠けるため
オーナー様のアイディアにより、さり気なく主張が出来るよう
台座部分をガンメタ風の落ち着いた色で塗り分けています
台座と本体、2色で塗り分けました バンパー塗装中です ボディーも塗装が完了しました

完成です!
エアロミラーはノーマルと比較して小型化され、車体から離れた位置にあるため
スムージング作業との相乗効果で
ボディー本来のラインをより美しく強調する内容のドレスアップ作業となりました!
実際にはコテコテに弄り倒した車体でありながら、ノーマル以上にすっきりとした車です(笑)
エアロミラーとスムージングの視覚効果で、ボディー全体がシャープに見えるようになりました!
台座の形状も車体にピッタリと合いました!(合わなければ作業ミスですが・・・笑)
リヤ周りも腰下に重みが出て、安定感のあるスタイルになりました! ボディーが長く大きく見えます
オマケ写真、3連メータ+バキューム計
大森製3連メーター用DINパネルを使用していますが、外車は規格サイズが異なる為
これも加工を施して取り付けています。

最後に
中間作業の省略部分や、不掲載の部分が多数ございますが
それには理由がございます。
とあるショップさんのサイトで弊社作業内容そのまんまのパクリ(に近い行為)を行なっていた為です(怒)

作業自体は特に意匠や特許等が有る訳でもございません。
また、著作物である弊社WEBページを盗用した訳でもございません。
同じ業種である上、お客様から同じ様な作業依頼が来れば、似たような内容になることも事実です。
よって、その会社に対して抗議等の行為は致してはおりませんが、
その作業の内容は勿論、紹介方法〜完成に至るプロセスのほぼ全てが
あまりにも弊社の物と酷似しており、限りなくクロに近いグレーの物でありました。
この様な理由から、重要な部分や、オリジナルで考案した機構部分について
例え簡単な写真であっても、見る者が見れば容易に真似ることが可能な部分に関しては
敢えて不掲載とさせて頂くこととしました。

ついでに
犯人は犯行現場に再度訪れるらしいので、ここにメッセージを記しておきます。
「テメーの事だよ!もうちょっとプライドを持って仕事せえや!」(#゚Д゚)ゴルァ!!


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